ここからハイパー論理に。
一般に、性質ψ(x)があって。
そのままだとプロパークラスになる可能性があるから。
ZFでは普遍的に大事を取って、抑え集合Aで相対化したの。
しかし、ここでは、元のψ(x)そのものを扱います。
一般の数学者は、皆、そうしていますからね。
だから、証明が間違い、または不備になるとも気付かずに。
特に、自然数論や実数論のように全体集合が決まっている分野ではなく。
群論のような抽象数学の領域は要注意。
マ、一番の抽象理論は集合論だけど・・・。
ちなみに、到達不能基数とカテゴリー論の関連を最初に考察したのが名古屋大の篠田ですが。
(山口組の組長じゃないぜ。)
私の博士論文は、到達不能基数と証明論とを繋げたもの。
で、証明論は計算可能性と繋がるという筋書き。
これで、リングができました。
以上の内容の重要性が判るのがプロ。
前回の論考を下敷きにして考えてみ。
このプロ向けの導入部から、今回の本論に。