2020年12月28日 ({x|φ(x)}の日)

更新日:

ここからハイパー論理に。 

今回から、

新猿の知性36:表現編

に入ります。

目的は、集合論の表現可能性について論じること。 

この場合の表現可能性とは、どういうレベルの意味か?  

それは、採用する公理的集合論Tに依存します。

Tで許容された論理式で書き下せるかどうかという意味。

この意味で、正確には、

「T表現可能性」

と言うべきです。

 

今までは、Δ理論ベースで議論を展開してきました。

これは、YJ公理化の伏線です。

この理論では、Termとして{x|φ(x)}タイプの重層構造を許容します。

以後、このTermを採用した論理式で表現できることを

「Δ表現可能性」

と呼びます。 

 

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