2024年6月28日

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2024年6月28日 (経路の日)

 

前回のハイパー選択原理を見ても。

その御利益というか、深層真理が理解できない猿が多い模様。

無理もないな、数式にドップリ浸かっていると。

数式使っただけで、通常の推論が許可されると信じているから。

この意味で、数猿や物理猿は悪魔崇拝の典型例です。

天使が神に逆らい堕落した魔王状態。

 

脳が空の論理猿も同様で。

選択公理を持ち出して比較してあげたのに。

ハイパー選択原理の真意が把握できないのよ。

目の前で何を指摘されたのか判ってない。

キョトンとするか、価値が無いと断じるか。

脳タリンでは、こうなるという見本市。

というわけで、少し追加の行間情報を。

 

結果として、区間

(0,10)

に収まることで、対象は枠内化されたわけですが。

本来、扱いたいのは元の対象の方。

区間は、かみまでも、対象の枠内近似ですよ。

この近似により、どのくらい、元の対象の本質が隠されて。

情報が阻害されるのか?

ここの分析が一番重要なのです。

 

例えば、結果論として同じ区間(0,10)近似でも。

元が、枠内の通常関数の場合。

この区間把握法により、

「具体例 vs 存在」

の問題が起き。

具体例の本質である個別情報が消えます。

 

一方、

「何らかの枠内追加情報」・・・(I)

に基づき。

定義域を自然数全体のNから(0,10)に変更できれば。

選択公理を使って得る集合存在値域は(0,10)です。

これが、境界付近の独立関連の思考法。

 

この場合の大事な論点は(I)。

これが、どの程度の論理的強さで持ち出せるのか。

例えば、枠内でも、AD用いれば矛盾するので駄目。

連続体仮説用いれば、ZFC超えるという寸法。

アプリのT基準で言えば。

T+Iが矛盾するかどうかとか。

 

他方、何らかの意図に基づく自由集合を。

ハイパー選択原理を使って枠内近似把握した時。

結果が(0,10)になるケースもあるわけです。

これが、枠外経由の考え方で。

途中で推論矛盾が発生するカモ。

 

矛盾とハッキリ分かれば、まだマシで。

曖昧な近似法の可能性も残ります。

だって、枠外自由集合なんですから。

ここの機微が理解できるかどうかが勝負。

普遍で凝り固まった枠内猿には具体例が思いつかないカモ。

 

ハイパー選択原理の場合は、

「意図で値域を(0,10)にする。」・・・(意)

と言ったわけですが。

選択公理の場合に、

「定義域を(0,10)にする。」

のと何処が本質的に違うのか?

これも意図や意思の産物じゃないのか?

 

そういう風にしか考えられないのが枠内思考法だと言ってるの。

いいですか、自由集合を相手にしているのです。

ここの文脈では自由集合族が

「近似選択定義域」

になるわけですが。

その定義域が決まらないケースがあると言ってるのよ。

 

特別サービスで曖昧さのサンプルを提示しておくと。

(0,10)を含む自然数集合の族

N1、N2、N3、・・・

があって。

各Niは

「(0,10)を含む自然数集合」・・・(外)

と規定されるケースを考えることが可能になるの。

 

この場合の定義(外)は枠外集合です。

だって、曖昧で決まらないから。

こういう定義域を使っても、意図により近似値域を

(0,10)

とハイパー選択できると言ってるの。

 

これにて、明晰に

「選択公理 vs ハイパー選択原理」

の根本的相違が把握できたはず。

ハイパー選択原理は実用的だと分かるでしょう。

だって、現実に起きる

「潜在無限世界」

の曖昧性・自由性を扱う選択原理ですから。

 

このように、同じ結果論の(0,10)でも。

その近似把握に至るまでの

「経路問題」

が発生するのです。

よって、枠外自由集合を枠内近似する場合。

常に、その近似手法をチェックする必要があります。

これで356町目。

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